あなたはバイク便を依頼するとき、オペレーターになんて言いますか?
電話をかけたはいいものの、一言目、なんて言おう。とよぎったきり頭のなかは止まってしまい、ええい、どうせなら、と、ハッキリとした口調で『ライダ−ひとりおねがいします。』と言ってみたら、『はい、ではお電話番号を・・・』と普通に対応されました。
それに似たような状況として、”商品がひとつしかないお店”などでもこまりませんか?一言目。メニューにラーメン1品しかないラーメン屋さんとかね。カウンターに座ります。店のオヤジと目が合います。
僕「ラーメンください。」
オヤジ「あいよ。」
僕とオヤジ、同時に心の中で「そりゃそうだろ。」
って。
それは露店のたこやき屋さんの店頭でも起こりうる事態で、一言目に窮する状況、ていうか一言目に言うべき言葉が見当たらない状況というのはあるものです。だって例えばさっきのラーメン屋さんの話は、バスに乗っておきながら運転手さんの脇で「バスに乗せて下さい。」と言ってるようなもので、どうも変な感じなんだけどあらためて言い訳するほどでもなく、そのハプニングの「事態の大きさ」の中途半端さがまた、たまらなく恥ずかしい感じなんです。