みなさんこんにちは、ご機嫌いかがですか?
よくトイレやなんかに置いてある、消臭剤の『消臭力(しょうしゅうりき)』は、プロレスラーの長州力にひっかけてあるんだと気付き、僕は愕然としたわけでもなく、かといってまるでハッとしなかったわけでもなく、すごく中途半端な気分になりました。
そんなふうに、中途半端な驚きに、満ちたというべきか満ちてないというべきかわからないようなことにふと、気付く事がありますよね。
最近の僕のフェイバリットな”中途半端に驚きの事実”は、「犯罪者もリンスをする。」です。たとえば大きな犯罪を犯したけれどまだ誰にもバレていない犯罪者がいたとして、そのときの彼の一番特徴的なトピックはもちろん”犯罪を犯した”ということなのだけれど、それでも彼自身には普段どおりの生活があって、髪の毛はぱさぱさよりもさらさらの方がいいのには、変わりないわけです。だから詐欺師も誘拐犯も、殺人犯さえも、なんだか意外だけどきっとリンスはしてるでしょうね。中にはトリートメントさえする、と言うような犯人もいるでしょう。今までそんなこと、気付かなかったでしょう?でもほんとなんです。だって、犯罪と髪の潤いは無縁だからです。だけどそれらふたつは、あるひとりの身の回りの事象の中に同居しているんですよ?不思議ですね。そうですか?そんなに不思議ですか?そういわれると、どうかな。不思議かな。どうかな。
ま、そんな中途半端な発見が、僕らの日々には満ち溢れているんだかどうだか。