ちょっと、おしごとの話になってしまうのだけど。
僕がディレクションをしているiTunesの音声番組(http://www.netzmusic.jp/)に、Fishmansの茂木欣一さん、柏原譲さん、クラムボンの原田郁子さん、俳優の竹中直人さんを迎えて、Fishmansのことや故・佐藤伸治さんのことについて話す、という企画の収録。
なんかさ、佐藤さんが残した作品や空気の話をするとき、みぃ〜んな目がきらきらしてんだ。彼や彼の作品について思うときの心が、なんだかほんとに優しくて。

それで、こんな風に誰かが好きになってくれる作品をつくらなきゃだよな、と思いました。例えば、誰かに嫌われるようなものももちろん作品のひとつのかたちだし、誰も見たことがないような世界観をひたすら追い求めることもひとつのかたちだけれど、誰かの大切なものになれるような作品をつくることのほうが、ずっと素敵かなあと思ったんです。